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執筆者の写真ハートフル 株式会社

おひさまdekiru Studyだより 2月26日号 VOL.1

「ことばの世界をひろげる」 文 臨床心理士 福原華奈



 語彙の少なさから読解問題や文章題が理解できなかったり、お友達との会話についていけなかったりすることがあります。”語彙力”と言っても日本語は無限にあるため、一朝一夕で伸びるものではありません。日常生活の会話で分からない言葉があれば、簡単な言葉に置き換えて説明してあげるなど日々の関わりも大切になってきます。 低学年のお子さんであれば、くもんの絵カード(果物、野菜、食べ物、身の回りの道具、動物など)を使って語彙力を広げる学習が有効です。クイズ感覚でできるため、子どもたちも楽しく取り組めます。 中・高学年であれば、マンガのように読める本を使うのも一つです。

『マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000』(永岡書店)




『小学生おもしろ学習シリーズ まんが10才までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』(西東社)など、ネットで調べるとたくさんの本が出てきます。





 どれがお勧めというのは言い難いのですが、お子さんが手に取りやすいものであればどれでもいいと思います。


女の子向けであれば『めちゃカワMAX!!小学生のうちに覚えたい言葉イラストBOOK』(新星出版社)は、イラストも可愛いので興味を持ちやすいと思います。





文字を読むことがしんどいお子さんは、自分で読み進めることができないこともあります。お家の方と一緒に読み、1日に1つずつでも進めていくのが効果的です。語彙力はすぐに伸びるものではないので、日々の取り組みが大切になってきます。


「語彙力を伸ばす時間を作ろう!」と思うと長続きしないので、病院の待ち時間や移動時間など、少し時間ができたときに一緒に読んでみてはいかがでしょうか?


文 臨床心理士 福原華奈

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